2020/09/04


8月にお問い合わせのあったお客様。これから建築工事に入られて2月竣工予定なのですが、現在のお住いの土地に建て替えということで、ずっと大事にされてきた木を残されたいと言います。
新築の工事の予定地にその木が立っているため、敷地内で移植したいとのこと。
真夏の植物の移植は大変リスクを伴うので最初はお断りしたのですが、ダメ元でいいので。ということで本日移植してきました。
理想的な移植というのは移植予定時期より半年以上前に掘り起こし、太い根だけを残してムロなどで巻く「根巻き」という作業を先に行っておいて、それでも真夏は避けて行うのですが。そのことに気づかず(というかご存知ないので仕方がないのですが)建物の計画ばかり目がいってしまうことが多いのが現状です。
木は生き物です。思い出もおありの木だと思うので、枯れてしまうと悲しいですよね。
家を新築されるときにはぜひお庭の木をどうするのか、早い段階で計画を立てて、ハウスメーカーや造園屋さんなどにご相談されることをオススメします。
とはいえ、一旦移植した今日の木ですがやるだけのことはしました。お客様にもなるべく欠かさず水やりをしていただくことをお願いして。。根付いてくれることを祈るばかりです。
移植した木の写真は許可を取らなかったので、現場近くのカフェでいただいたコーラとミルクのブレンドの写真です。ちょっと意外な組み合わせですが美味しかったです。